納涼祭改革委員会のページ

納涼祭改革委員会

平成26年9月、「身の丈にあった納涼祭に」を標榜して、自治連合会内に「納涼祭改革委員会」が設置されました。
今まで「住民本位の納涼祭」を目指して数多くの工夫や改善、改革を重ねてきたところですが、新たに設置されたこの「改革委員会」の意図するところと活動状況が、十分に説明されておりません。

この委員会の動きを調査・確認して、ここでその概要をお知らせします。

委員会の開催の経緯

納涼祭改革委員会の経緯と議事録は次の通りです。

  • 第1回納涼祭改革委員会議事録 (平成26年9月14日開催) (pdf)
  • 第2回納涼祭改革委員会議事録 (平成26年9月28日開催) (pdf)
  • 出店業者分科会議事録 (平成26年11月1日開催) (pdf)
  • PTA・子供会分科会議事録 (平成26年11月1日開催) (pdf)
  • ステージ出演者分科会 (議事録作成せず)

第1回、第2回の委員会では、次のような文言が強く押し出されております。

  • 身の丈にあったものにダウンサイジングするべき
  • 費用は削減すべき
  • 開催日は1日にすべき
  • ステージは廃止すべき
  • 手伝い人員の高齢化対策
  • 企画・準備室は不要
  • などなど・・

「自治会長経験者との懇談会」

◆平成26年11月30日に「自治会長経験者との懇談会」が開催されました。
11月7日付の「懇談会開催の案内状」には、次のような文言が列挙されていました。

  • 身の丈にあったものにすべき
  • 費用はうなぎのぼり などなど

当然、11月30日の懇談会は紛糾しました。議事録が発行され次第ここに掲載します。

◆平成26年12月8日、「懇談会の要旨」が参加者に配布されました。

委員会と参加者との主なやりとりは、このようなものです。

  • 「身の丈にあった」とはどういう意味か?という質問には、適切な説明はまったくありませんでした。 一方、このような不明確な言葉の使用は避けるべきとの指摘がありました。
  • 「費用は年々増加しているわけではなく、うなぎのぼりとは心外」という指摘がありました。過去の会計資料を参照すると、毎年の納涼祭費用の自治会負担分は増加しておりません。
  • 納涼祭の経費削減の目的は「自治会館の運営経費だ」とした西3丁目自治会の11月度議事録の記載は事実無根のデマであることが判明しました。当該自治会長による極めて悪質な捏造・妨害行為だと言えます。
  • 総じて、改革委員会の「納涼祭の縮小方針」については否定的な意見で、むしろ充実を求める意見が多数でした。
  • さらに、裏方のボランティア・グループに対する感謝の念の欠如を指摘する意見もありました。
  • 2日開催を1日にしても固定費用はほとんど異ならない。同様に、ステージを簡易な櫓(やぐら)に変えても費用は大幅に軽減されるわけでもない、という認識が不足していることが指摘されました。
  • 高齢化が進んでいるとき、テント張り、椅子テーブル運搬・設営・電源設置・配線などの諸作業は自前ではできないことは自明なこととの指摘もありました。
  • 開催を1日にしたら、天候リスクが大きくなってしまう、という常識に欠けているとの指摘もありました。
  • 「鹿ノ台」というプライド、ブランドの高揚をはかるというべき、という視点の強調もありました。

改革委員会の改革案とは

委員会としては、平成26年12月中に改革案を仕上げて発表するとしています。

◆平成26年12月6日の自治連合会議事録で、次のように報告されました。

8.納涼祭改革について
納涼祭改革をテーマに、これまでステージ出演者、出店者、育友会、子ども会の皆様、過去の自治連合会の会長、副会長の皆様、納涼祭企画&準備室の皆様と意見交換を続けてきました。貴重なご意見をお聞きすることができました。皆様のご意見を踏まえて更に検討していきたいと考えます。

◆平成26年12月中に改革案は公表されませんでした。一部の自治会の議事録で「実行委員会組織」について決定されたかのような記述がありますが、改革委員会からはそのような内容は発表されておりません。

◆平成27年1月度自治連合会議事録で、次のように報じられました。

4.納涼祭改革案について
これまで、ステージ関係者、出店者、子ども会、育友会、過去の会長経験者、企画&準備室等各方面の皆様と意見交換を重ねてきました。
基本的には従来の鹿ノ台納涼祭の形を継承して、いかに毎年スムーズに納涼祭を実行して行く体制づくりをするかという観点より、より良い仕組みをさらに模索することになりました。
従来の「納涼祭企画&準備室」を連合会則第17条に基づく正式な連合の下部組織としての委員会(仮称/納涼祭企画&準備委員会)として立ち上げる案が提案されました。
また、本年度から取り入れた各自治会における納涼祭担当副会長制度はある程度の実効が上がったことより、この制度をさらに定着、強化させるための仕組みが検討されました。
部分的な経費削減案とともに、最終的には、2月、3月に具体策をまとめて次年度に申し送りたいと思います。

◆結局、納涼祭の改革という成果はほとんど提案できなかった模様です。
また、この改革委員会は、1月度連合会会議後に解散し、委員長は自ら辞任したとのことです。

◆平成27年2月度自治連合会議事録で、次のように報じられました。

4.納涼祭について
第37回(平成27年度)鹿ノ台納涼祭まであと半年あまりとなりました。自治連合会の新体制スタートと同時に納涼祭実行委員会が立ち上がり、準備を進めることになります。連合会長を最高責任者、納涼祭実行委員長を現場責任者として、自治会長、納涼祭担当副会長、評議員を縦軸に、それをサポートいただく納涼祭企画&準備室の協力を仰ぎながら運営してゆく基本の体制についてはこれまで通りです。納涼祭担当副会長に最初から運営に入っていただくことを検討しています。新体制への万全の引継を行う所存です。